DOCTOR コラム

皆様、いかがお過ごしでしょうか

今回は新型コロナウイルス感染が蔓延している中、不安な日々をお過ごしになっているかと存じます。

あんざい歯科医院は、当初よりスタンダードプリコーション（全ての体液を感染源として扱い、感染予防を講じること）を行っています。また、年2回の感染管理講習会を開催して、外部講師・スタッフ間の感染管理のアップデートを行っておりますので、日頃から安心して来院していただける体制を日々整えております。また、3月初旬から全スタッフの体温検査・体調を記録して院内感染対策に努めております。

具体的には、皆様が着席するデンタルチェアは、治療毎に消毒の徹底・削る器具は常時30本近く稼働させ、常に滅菌を患者様ごとに徹底しております。器具も同様です。

また、当院は全ての治療室が個室となっており、フロア全体は常に換気を行っております。

受付・待合室は、次亜塩素酸噴霧器にて常に環境消毒をし、患者様には手指消毒の徹底のご協力をしていただいております。

今回の新型コロナウイルス（COVID-19）の蔓延のため、更なる感染予防策を講じ、院内感染対策として、当院ではADA （アメリカ歯科医師会）、口腔外科学会のガイドラインに則り、歯科医師・歯科衛生士・歯科助手はPPE（手術用ガウン）・ゴーグル・サージカルキャップ・サージカルマスクの着用をしての診療を行っております。

以前より、口腔内清掃が行き渡っているとインフルエンザの感染リスクが約1/10になるとの報告があります。特に歯周病原因細菌は気道粘膜に炎症を引き起こすことにより、インフルエンザウイルスの感染を誘導するという報告されています。

特に、ご高齢の方は、嚥下機能の低下より誤嚥性肺炎のリスクは特に問題視をされています。入れ歯清掃の徹底は特に大切です

そこで、私が考える感染予防は下記の三つです

手洗い・うがいの徹底

『3密』を避ける

丁寧に歯を磨く（口腔清掃の徹底）