噛み合わせの治療
噛み合わせ治療の重要性
- 噛み合わせとは
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口を閉じて上下の歯が触れた状態だけを「噛み合わせ」というわけではありません。もちろん、その位置で、どの歯も均等に噛み合っていることが基本です。それでは物を食べるときの顎の動きを思い浮かべてみてください。まず前歯で食べ物を噛み切ります。そしてその奥の小臼歯で食べ物を細かく砕きます。そしてさらに奥の大臼歯ですりつぶすのです。この一連の動作を、下の顎を上下左右に何度も動かしながらくり返すのです。
- 噛み合わせが悪いままにしておくとどうなるのか
- 噛み合わせが悪いと、一連の咀嚼(そしゃく)動作がスムーズに行われません。また一部の歯に過度の負担がかかることもあり、その際には、その歯の寿命を縮めてしまいます。やがてその歯を失ってしまうと、お口全体のバランスが大きくくずれてしまいやすいのです。
また年齢を重ねると歯は少しずつ摩耗していきます。それが噛み合わせのバランスをくずす要因にもなります。
理想の噛み合わせとは
以下の条件がすべて整っているのが理想的な噛み合わせといえます。
- 歯列が整っている
- 不正咬合でない
- しっかり咬める
- 左右の歯がずれていない
- 上の歯列が下の歯列を軽く覆っている
- 笑ったときに歯肉が見えすぎない
- 歯ぐきの腫れや炎症がない
- 虫歯や歯周病にかかっていない
不定愁訴(ふていしゅうそ)の原因は噛み合わせかもしれません
噛み合わせと不定愁訴
不定愁訴とは「体のだるさ」「心のイラつき」「頭が重い」などの主観的な要素とその原因が分かっていない状態を指します。
日本人は生活習慣や食生活の変化によって正しい噛み合わせが難しくなってきているといわれており、それが、不正咬合が増えている理由の一つに挙げられます。噛み合わせが不安定な場合、顎関節症を始め、肩こりや首こり、耳鳴りや視力低下、偏頭痛などのさまざまな不定愁訴を引き起こすことがあるのをご存じでしょうか?
小田急相模原駅ラクアル・オダサガの歯医者「あんざい歯科医院」では噛み合わせのチェックや治療を行っていますのでお気軽にご相談ください。
歯並びや噛み合わせを整えます
矯正歯科
美しく並んでいる歯列はあなたの笑顔をより引き立てます。しかし歯並びや咬合が悪いと、口元が目立ってしまい気になります。すると人前で話をしたくなくなってしまったり、笑顔をためらったりしてしまいがちです。見た目が悪いだけではありません。咀嚼(そしゃく)や発音などもうまくいかなくなり、お口まわりだけでなく全身の健康にも影響を与えるリスクがあります。小田急相模原駅ラクアル・オダサガの歯医者「あんざい歯科医院」では矯正専門医が矯正治療をご提供しますので歯並びのお悩みはお気軽にご相談ください。
歯並びの乱れについて
歯並びの乱れの例
歯並びの乱れにはさまざまな種類があります。上の前歯が突出している「上顎前突(出っ歯)」、下の歯が前に出ている「反対咬合(受け口)」、歯がでこぼこに生えている「叢生(そうせい)」、前歯が噛み合わない「開咬(かいこう)」などです。
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上顎前突(出っ歯)
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下顎前突(受け口)
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叢生(八重歯など)
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開咬
悪い歯並びをそのままにしておくと…
- 食べ物を噛み切れないことがあります
- 食べ物を細かく砕けないと、胃腸に負担をかけます
- 歯にすき間があったり、舌の位置が不安定になりやすかったりして発音が不明瞭になりがちです
- 顎関節に過度の負担がかかります
- お口の自浄作用がはたらきにくいので虫歯や歯周病のリスクが高くなりがちです
- 口臭の原因になります
- 歯を折る、頬や舌を咬んでケガをしやすくなります
患者様の負担を抑えた矯正治療
ミニスクリュー矯正とは
通常のワイヤー矯正では奥歯を支点にして前歯を動かします。その際には奥歯を動かさないようにしながら歯列を整えるので、弱い力で時間をかけて歯を動かさなければなりません。強い力をかけてしまうと奥歯が前に動いてしまうからです。
ミニスクリュー矯正では、まず小さなチタン製のネジを顎の骨に埋め込み、そこを支点にして歯を動かします。そのため、外科手術や抜歯が必要とされるようなかなり大きな歯並びの乱れにおいても、比較的短期間で、そして比較的患者様の負担を抑えながら整えられます。
目立ちにくい矯正治療
マウスピース矯正(インビザライン)とは
形が少しずつ異なるマウスピースを2週間ほどで取り替えていき、歯を理想の位置に動かしていく方法です。マウスピースは薄くて透明なので装着していてもほとんど目立ちません。また取り外し可能で、矯正装置抜きで食事やブラッシングができるので、ワイヤー矯正で感じやすい特有のストレスがかかりません。
こんな方におすすめ!
- 目立たず矯正を行いたい
- 痛みや違和感が少ない矯正をしたい
- 金属アレルギーなどが心配
- あまり通院に時間をかけることができない
- 周りに気づかれずに矯正を行いたい
- 普段の歯磨きや食事にストレスを感じたくない
マウスピース矯正のメリット
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目立たず矯正が可能
マウスピース矯正は薄く透明な素材を使用しており、装着していてもほとんど目立つことがありません。
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治療計画を立てやすい
治療計画を立てながら治療を進めていきます。そのため、患者様にとっても目標まで進む実感があり、モチベーションにもつながります。
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取り外しが可能
マウスピース矯正はワイヤー矯正とは違い取り外しが可能である点も多きかな特徴です。お食事や毎日の歯磨きの際に外すことができストレスなく過ごすことができます。
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金属アレルギーにも対応
非金属の矯正装置なので、アレルギーなどの体質に合わない方も安心して矯正を受けていただくことができます。
マウスピース矯正の注意点
- ワイヤー矯正に比べると痛みや違和感は感じにくいですが、個人差があります。
- 一日の中で、長時間の着用が必要となり、患者様の協力が必要な治療です
- 着用をやめると後戻りする可能性があります。
- 症例により適用できない場合があります。
歯はチームではたらきます
歯は親知らずを除いて全部で28本あり、1本1本が異なる形をしています。それはそれぞれの歯に役割があり、チームワークで咀嚼や発音を行っているからです。歯を1本でも失ってしまうと、顎の骨が形を変えてしまい、まわりの歯が動くので歯列や噛み合わせのバランスがくずれてしまいます。すべての歯がそろっていて正常機能するような仕組みになっているのです。
お口の健康を守るため、虫歯や歯周病にかかってしまったらできるだけ早く治療しましょう。そして乱れた歯並びは矯正治療で正常機能するように整えましょう。さらに噛み合わせを整えたうえで、病気を未然に防ぐように口腔ケアすることが大切です。
お口まわりの健康だけではありません。噛み合わせを整え、しっかり咬めると全身の健康にもつながります。よく咀嚼すれば、味覚が発達し、消化が助けられ、肥満防止につながります。また脳への血流量が増えるので脳の活性化や老化防止も期待できるのです。はっきりした発音ができ、集中力が持続しやすいといわれていますので、理想の噛み合わせを手に入れるためにお気軽にご相談ください。