ENDO

自身の歯を残すために

精密根管治療

根管治療とは、歯の根(根管)の治療です。
虫歯が進行し歯髄まで達すると、歯の神経の管の中の感染物質を除去するという処置が必要になります。その後、虫歯に冒された神経部分を除去した後に、内部を清掃し、再度の感染を防ぐために薬剤を詰めて封鎖するという治療を行います。
根管治療を行う際に大切なことは、 根管の中をしっかりと洗浄して細菌を取り除くことです。

こんなお悩みありませんか?

  • 他院で抜歯と言われた
  • 自分の歯を長く残したい
  • 歯茎から膿が出ている
  • 歯茎が赤く腫れている
  • できるだけ歯や神経を抜きたくない
  • 過去に他院で治療をしたが治らない

このようなお悩み、当院の根管治療で解決できます!

お悩みの方や検討している方はお気軽にご連絡ください。

042-748-0648

当院の精密根管治療

顕微鏡歯科学会認定医による
マイクロスコープ治療

当院の根管治療は、顕微鏡歯科学会の認定医が担当します。
マイクロスコープを用いた高度な治療技術と豊富な実績を有する専門医です。マイクロスコープによって、肉眼では見えない歯の根の内部まで拡大視野で確認することができ、感染部位の徹底的な除去・過去に治療された歯の再治療・折れた器具の除去や穿孔部の封鎖といった難症例にも対応可能です。これまで「抜歯しかない」と言われた歯でも、精密な診査と技術によって、歯を残せる可能性が広がります

徹底した無菌状態での治療

根管治療の成功には、「いかに細菌を根の中に入れないか」が極めて重要です。
一度でも唾液や血液などが根管内に侵入すれば、治療の成功率は大きく下がってしまいます。当院では、ラバーダム防湿を基本とし、治療中は常に無菌的環境を維持しています。
さらに、マイクロスコープによる視野拡大と、殺菌・消毒の徹底により、感染源を見逃さず、確実に取り除く治療を実現しています。

充分な治療時間の確保による
治療期間の短縮

保険診療では、1回あたりの治療時間が限られてしまうことが多く、根管治療が何度も分割され、長期化・再発リスクの増大を招くケースも少なくありません。当院では、1回あたりに十分な時間を確保した自由診療の精密根管治療を行っています。マイクロスコープを使い、感染部位の徹底的な除去から根管内の洗浄・封鎖までを一回の治療で丁寧に行うことで、治療回数を最小限に抑え、早期の機能回復を実現します。

MTAセメントによる
再感染予防と歯質の再生

根管治療では、感染源を除去した後の「封鎖」が非常に重要です。封鎖が不十分であれば、再び細菌が入り込み、再感染や再治療のリスクが高まってしまいます。当院では、封鎖材にMTAセメントを使用することで、治療後の再感染を防ぎながら、歯質の自然修復も促す先進的な治療を行っています。

自費と保険の根管治療の比較

根管治療の精度 被せ物の精度 成功率
高い精度 自費の被せ物 91%
低い精度 自費の被せ物 67%
高い精度 保険の被せ物 44%
低い精度 保険の被せ物 18%

お悩みの方や検討している方はお気軽にご連絡ください。

042-748-0648

症状別に行う歯の保存治療

虫歯の治療の場合

虫歯は徐々に歯の表面を溶かし、そのままにしておけば歯の神経や歯の根の部分に感染する危険な病気です。
通常は虫歯に侵された箇所を削り、詰め物や被せ物で塞ぐのが一般的ですが、このときに虫歯の感染された箇所が残ったままになると補綴物の下で再発してしまう可能性があります。
再発から再治療を繰り返していればいずれは歯を失う可能性が出てきます。
当院では虫歯に侵されている箇所をマイクロスコープやう蝕検知液を用いて範囲を確認し、取り残しのないように処置することで再発防止、削りすぎをしないことで歯への負担を軽減できるよう精度の高い虫歯治療を提供します。

露髄した場合

虫歯菌に感染した象牙質を削ると、歯髄が露出していることがあります。これを「露髄(ろずい)」と呼び、虫歯が深く進行しているケースで見受けられます。このようなケースは、以前ならば虫歯の再発を防ぐため、歯の神経を抜かなければいけませんでした。
しかし、抜髄をすると歯に栄養が行き渡らず、寿命が短くなります。当院では、できるだけ神経を残し、歯の寿命を伸ばすことを重視しているので、露髄があっても、歯の神経を保存できないかを丁寧に検討するのが特徴です。もし保存可能だと判断できる場合は、直接覆髄法を導入しています。これは露出した歯髄の表面に「MTAセメント」と呼ばれる薬を置いて、細菌感染しないように密閉封鎖する方法です。

歯髄が一部炎症を起こしている場合

虫歯が歯の神経(歯髄)にまで及ぶと「歯髄炎」と呼ばれる状態になります。このようなケースの場合、歯髄壊死を防ぐため歯の神経を抜く方法が一般的でした。しかし歯髄炎には「可逆性歯髄炎」と「不可逆性歯髄炎」の2種類があり、可逆性歯髄炎の場合は神経が元に戻る可能性があるので、必ずしも抜髄すれば良いわけではありません。当院では、症状を見極めた上で、可逆性歯髄炎ならば炎症している場所だけを抜髄するのが特徴です。歯の健康のため可能な限り神経を残していきます。

歯髄全体が炎症している場合

歯髄全体に感染が広がり、根の先に膿が溜まっている状態でも、抜歯ではなく抜髄で対応できないかを考えます。まず、丁寧に抜髄を行った後に、マイクロスコープを用いて根管内を細かく洗浄。その部分に薬剤を詰めていく精密根管充填によって、再治療のリスクを最小限に抑えています。以前は困難だった症例も、治療技術の進歩とマイクロスコープの登場によって極力長く歯を残すことができるようになってきました。

歯の保存治療の実例

審美治療歯の保存治療

セラミック修復

Before

After

年齢 74
性別 男性
治療内容 1回目:麻酔後、金属修復物を除去⇨形成⇨ラバーダム装着後、消毒してイミディエートデンティンシーリング⇨口腔内スキャナーで印象⇨仮封

2回目:仮封除去後、セラミック試適⇨ラバーダム装着後、口腔内消毒⇨接着処理⇨セラミック装着 ⇨研磨
通院回数 2回
費用 セラミックインレー e-max:¥66,000〜 ジルコニア:¥11,000〜 装着代:¥1,100 (全て税込)
注意点 ・できるだけ治療にかかる回数を少なくしたい方は1DAYトリートメントが可能
・治療箇所によっては周囲の歯と色に合わせるのが難しい場合があります。
・天然歯と近い強度を持つ素材は、経年劣化により割れる・欠ける可能性があります。

根管治療の料金

マイクロスコープ(歯科用顕微鏡)を用いた精密根管治療

  • 精密根管治療¥110,000~¥165,000

    神経の治(ファイバーコアポスト、仮歯を含む)

  • 生活歯髄療法バイタルパルプセラピー¥110,000~¥165,000

    神経に近い深い虫歯の治療、神経を保存する治療

  • 破折ファイル除去¥55,000

    根管内に折れて残ったファイルを除去

お支払方法

決済方法

※保険診療・自費診療どちらも上記の決済方法を使用できます。

お悩みの方や検討している方はお気軽にご連絡ください。

042-748-0648

精密根管治療に関するよくある質問

保険の根管治療と何が違うのですか?
保険診療では治療時間や使用できる材料、機器に制限があり、肉眼やルーペによる処置が中心です。一方、当院の精密根管治療は自費診療で、マイクロスコープ・MTAセメント・ラバーダム防湿などを組み合わせ、感染源を徹底的に取り除き、再発を防ぐ高精度な治療を行います。再治療が難しい根の病気だからこそ、初回からの精密な処置が重要です。
通院回数はどのくらいですか?
症例によりますが、1〜2回で終了することもあります。1回あたり60〜90分と十分な時間を確保し、1回の治療で多くの処置を進めることで、通院回数・期間を短縮できます。治療計画については、初診時にしっかりとご説明いたします。
他院で「抜歯」と言われた歯も治せますか?
状態によりますが、マイクロスコープを用いた精密治療によって歯を残せる可能性があります。当院では、難症例にも対応できる設備と技術が整っており、穿孔・ファイル破折・再根管治療などの高度なケースにも対応しています。まずは一度ご相談ください。
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